おはようございます^^MARUです。
六本木を歩いていて
ふと空を見上げると
高くそびえる六本木ヒルズのビルの側面に
何かの影が。
窓を清掃する作業員が乗るゴンドラです。
僕には絶対に出来ないであろう
恐怖のお仕事です。
僕にも、この高所の窓清掃を生業とする知人がおりますが
彼に「怖くないか?」と尋ねた事があります。
彼は「怖くないと言えば嘘になるが、一般の人より高所に対する恐怖心は無い というか無くなった」
と答えていました。
こうも言っていました。
「高層ビルで窓の外からオフィス内を見られるのは自分達だけだ、と優越感に浸れる」と。
それを聞いて僕は、変な優越感だなぁと聞き流していましたが
今考えると、この優越感とやらは
僕には一生、死ぬまで感じる事のない
彼らだけが感じる事の出来る感覚なんだな と
彼らにしか見れない風景があるんだな と
思うようになりました。
自分の知らない世界を知る人達には
その人達にしか見えない風景があって
その人達にしか語れない意見もある。
そういう意見は、
その世界を知らない僕のモノサシでは到底、図ることなど出来ないんですよね。
様々な人が生きるこの世界では
出来る限り相手の事を理解する事から始めようと心に決めています。