こんにちは^^MARUです。
先日、知人宅にお邪魔していた時に
水銀体温計を発見しました。
最近の体温計は電子体温計が主流になっていますよね
(水銀体温計・・・懐かしいなぁ)
なんて思いながら、なんとなく
子供の頃を思い出しました。
こんな思い出があるんです。
僕が小学校低学年くらいの時だったと思います。
ある朝、母親が朝ごはんを用意する中、
なんとなく学校をサボりたかった僕は
体調が悪い と嘘をつきました。
ズル休みをしたかったんです。
そうなると当然、母親からは熱を測るように言われるワケです。
当然、熱なんてない僕は焦りました。
そして子供ながらに考えて…無知な僕は
水銀体温計を 食卓に並んだ
アツアツのご飯が盛られた ご飯茶碗に突っ込んだんです。
すると・・・
すぐに 「パリッ」と乾いた音を 指先から振動で感じ取りました。
体温計を引き抜いてみると、体温計の先っぽが割れてしまってます。
高温過ぎて割れてしまったようです。
慌ててご飯茶碗の方を覗き込んでみると
熱で玉みたいになった水銀がコロコロと
ご飯の奥深くで転がっておりました。
(ヤバい >< これは超緊急事態だ!)
頭の中が真っ白になりました。
幸いにも、まだ準備途中の食卓には誰も席についておらず
目撃者は ゼロ です!
と、そんな時
なんとも間が悪い事に
親父があくびをしながらやってきて
食卓に座ったんです。
しかも、
こともあろうに例のご飯茶碗のある席に!
(これは本当にヤバイ!!)
人間が水銀を食べたら大変な事になる事くらい
子供ながらに知っておりました。
僕の頭の中の天使と悪魔がざわつきだしました。
しかし、天使と悪魔が議論を交わす間もなく
親父が「いただきます~」と朝ご飯を食べ始めようとしたんです。
次の瞬間、
頭で考える間もなく僕の体は反射的に動いておりました。
親父の目の前のご飯茶碗を手で弾き飛ばしたんです。
もちろん、少々無理やりですが 事故を装いました。
ご飯茶碗は割れませんでしたが、僕は
「ごめんなさい!」と言いながら、こぼれたご飯を拾い集めて
急いでゴミ箱に捨てて証拠隠滅を図りました。
どさくさに紛れて、体温計も一緒に落として割ってしまった事にしました。
親父は、なにしてんだよ~ と笑っていました。
母親にはこっぴどく怒られましたが
親父が水銀入りご飯を食べる事にならず、ホッとしました。
その日はちゃんと学校へも行きました。
この日を境にズル休みをしようなんて考えなくなりました。
ちなみに現在の僕ですが
飲食店でも自宅でも、ご飯を食べる時は
ご飯茶碗の中をメッチャ見るようになりました(笑)
危うく親父を殺しかけた 思い出バナシです。