おはようございます　店長ＭＡＲＵです。

今朝、通勤時　渋滞の中を一台のハーレー（バイク）が

颯爽と走り抜けていきました。

外国人でしたが　　サンタのコスプレをしていました。

それが　無茶苦茶センス良くて　恰好良かったです！

写真撮りたかった～

ところで

ハーレー　　と　　クリスマス

これで　ある事を思い出しました。

【血に染まったクリスマス】の思い出です。

 

僕の親父は昔、ハーレーで通勤していました。

普通のサラリーマンでしたが、それがかっこよく見えていた僕も

後にハーレーを所有したのですが、ある事をきっかけに車に乗り換えました。

この話はまた今度　させて頂きますが・・・

 

確か、僕が小学校の低学年くらい　だったと思います。

幼い僕は　クリスマスの夜　家族と一緒に親父の帰りを待っていました。

しかし

待っても待っても　帰ってきません。

母親も親父と連絡が取れず　心配＆イライラ。

その頃は携帯電話もありません。

結局　２３：００　を過ぎても　連絡がつかず。

僕と兄弟　は寝る事にしました。

 

そして　深夜２：００頃だったと思います。

玄関のチャイムが鳴りました。

僕も兄弟も　眠りが浅かったのか

親父か？？　と思い　パッと起きて玄関へ走りました。

母親と同時に玄関に到着。

ドアを開けると・・・

 

そこには　　ボロッボロになったスーツを着た

血だらけの親父が立っていました。

白いシャツは　ところどころ血に染まり

見た瞬間に

（バイクでコケたな！）

とわかる　ボロボロ具合です。

親父は　第一声で　

「ただいま！」

結構、元気で普通です。

母親は　ガミガミ叫んでいましたが　何を言ってたか覚えていません。

 

あとで聞きましたが

どうやら　帰宅途中、ハーレーで自爆（単独事故）。

破損したハーレーを　そのまま置いていけないと

数ｋｍの距離を　ケガした身体のまま　バイクを押して

ゆっくり歩いて帰ってきた　という事でした。

 

救急車呼べよ　ってその時は思いましたが

やっぱり親子ですね

今なら　何となく　その時の親父の気持ちがわかります。

 

親父のケガの具合ですが、

顔と腕と足と・・・あらゆる関節部分　を数か所　　何十針も縫って

足の腱を損傷していました。

顔の一部（頬と口元）の神経が無くなり、

食事中は今でも　ご飯粒やらマヨネーズやら　を良く　口元につけっぱなしにしています。

けっこう　大ケガ　でしたが　

「良く歩いて帰ったな　キミ！」　と医者を感心させたそうです。

流石に　親父も結構コリたようで

これを機に　バイクを降りたみたいです。

 

ちなみに　何の因果か　面白いもので

同じような出来事が原因で　僕もバイクを降りて　車乗りに転向しました。

やっぱり親子だな　と。。。

 

そんな　真っ赤なクリスマスの夜　を思い出した　今日の朝でした。

 

たま～にバイクに乗りたくなりますが

家族が出来た今では　ワイフからの許可がおりません。。。